思考の特徴その2

前回思考は「今ここ」にないことを考える癖があると書いた。



思考が「今ここ」にないことを考えるの、は思考はが「今ここ」の愛・静寂・平和が大の苦手だからである。



「今ここ」なんて想像(創造)できないからである。



だから常に「今ここ」を否定する。



「今ここ」を否定して「今ここ」にないことを想像(創造)しようとする。



目の前の「今ここ」を分析・ジャッジ(判断)・否定する。



「これはもっとこうしたほうがいい」、「こんなのありえない」、「なんて馬鹿なやつだ」等々…。



常に目の前の「今ここ」を否定してもっと素敵な(?)何かを求めようとする。



個人はあるがままの自分や他人を否定して理想の人間を求めようとする。



思考にはそういう特徴がある。



けれど、本当に求めているのは「今ここ」にないものではなく、それとは真逆の「今ここ」そのものなのである。



思考で想像(創造)した理想とは真逆の「今ここ」に目を向けてみよう。



想像で創り上げたありもしない理想ではなく、「今ここ」の「あるがまま」に目を向けてみよう。



もしもあなたが真の平和や愛そして静寂・本質を求めているのなら、理想を取っ払って常に存在していてどこへも行かない足元の「今ここ」「あるがまま」を感じてみよう。