何ものも自分のものとしない。
伊東Dr.曰く「基本的に思考も気分も行為も、何ものも私のものとしないことを常に覚えておくことです。これはお釈迦さまが弟子にさせていた修練です。」
私たちは思考や気分や行為の全てを自分のものとして日常生活を送っている。
思考や気分や行為等の現れは全て全体性の表現(夢)であって、ただ起こっているだけである。
全体性しかいないのだから主体は自分ではないのに、すぐに自分だと思ってしまう(ということがただ起こる)。
思考も気分もそれに伴う行為も自分のものだと思ってしまう。
錯覚がただ起こる。
錯覚に巻き込まれてどうしようもなくなっていると気づいたら、深呼吸をして「思考も気分も行為も全て自分のものではなく自分がやっていると思うのは錯覚である」と言い聞かせると、スペース(隙間)が空いて青空が見えるのではないでしょうか?
スペースが空くとゆとりができてリラックスできます。
こつは緩んでリラックスすること。
現代人は隙間なくスケジュールを詰めすぎなので、緊張のしっぱなしでリラックスする暇がありません。
心身を健康に保つためにもリラックスは大事なポイントです。
簡単にリラックスできる方法として、最近注目を集めている瞑想があります。
瞑想のための時間がとれない方は、トイレタイムに1分でもいいから毎日瞑想することをお勧めします。