2016-01-01から1年間の記事一覧

個人を超える

小包を配達にきた郵便配達員さんに 「ご苦労様」と言いながら受け取り票にハンコを押す 私が私に「ご苦労様」と言っている 個人を超える一瞬 毎瞬毎瞬 私は私に出会う 無数の私に出会う 無限の私に出会う 本当の私とは無限の存在 無限とは限りが無いというこ…

愛に満ちている

何かのために過ごさないということは満ち足りている 今日はそんな何もない静かな一日 愛に満ちた一日 愛しかない一日 本当は 毎日が 一瞬一瞬が 愛に満ちている

全体性の本質は愛そのもの。

常に存在し続けている全体性(真の私)は何もない(空)けれど、その何もない全体性から全ての現れ(色)が生み出されては、何もない全体性へと帰っていく。 言わば全体性は全てを生み出し、全てを受け入れて包み込む母のような存在。 全体性は選り好みも差…

色即是空 空即是色

「色即是空 空即是色」とは「般若心経」にでてくる有名な言葉ですが、ことの真実(命の本質)を最もシンプルに言い表したお釈迦様の言葉を漢字で表記したものだと言われています。 私たちが生きていると思っているベースは全く何一つない世界(空)であって…

誰のものでもなく何の原因もない思考・感情・想念・言動が何もないところに自動的起こっている。

最近ちょっと面白いことがありました。 ある人と話をしている時、なんの前触れもなくいきなりイラッとしたのです。 しかし、イラッとしながら「うんうんなるほど…」と話を聞き続けていました。 この状態を言葉で作文すると、「私はAさんの言動にイラッとし…

永遠の今ここで無常の錯覚が起こっては消えている。

私たちはここからどこへも行ったことがありません。 時間の流れもありません。 永遠の今ここがあるだけです。 過去もなければ未来もない。 過去のように錯覚する思考が今起こっているだけで、未来のように錯覚する思考が今起こっているだけです。 時間が経過…

気づいているのは個人の私ではありません。

つい最近、ほんのちょっとした出来事に巻き込まれて、あれこれ思考したせいかもやもやした気分をしばらく引きずっていました。 そこでこの嫌な気分をしっかり観てやろうと、その気分と共に瞑想をしました。 しばらくすると、その嫌な気分が私から剥がれ落ち…

何ものも自分のものとしない。

伊東Dr.曰く「基本的に思考も気分も行為も、何ものも私のものとしないことを常に覚えておくことです。これはお釈迦さまが弟子にさせていた修練です。」 私たちは思考や気分や行為の全てを自分のものとして日常生活を送っている。 思考や気分や行為等の現れは…

心配しても自分ではどうすることもできないよ。

あれやこれや、心配事は尽きないけれど、心配しても自分ではどうすることもできない。 どうすることもできないのに心配ばかりしていると、皺もできるし身体も悪くなる。 自分でどうすることもできないのだから、抵抗せずに諦めて流れに任せたほういい。 お任…

何が起きても慌てふためくことはない。

何も考えようとは思っていないのに、どこからか次から次へと湧いてくる思考…。 本当に予告もなく突然ボコッと湧いてくる。 自分が考えようとは思っていないので、自分の考えでは決してない。 思考しているのは個人の私では決してない。 湧いてくる元がわから…

この世の全ての現れを表現しているのもそれを見ているのも全体性である(林檎が林檎を見ている)。

この世は実に様々なことが起こってる。(と錯覚している) 情報や実体験やら、私たちは様々な出来事に出会う。(と錯覚している) いいこと悪いことhappyなこと悲惨なこと…。(と錯覚している) しかししかしである。 それらこの世の全ての現れは、いっさいが…

自己の本質(平和・愛・静寂)は常に傍に存在している。

雲間に見える青空のように私たちの本質は、思考と思考(現れと現れ)の隙間にただある。 どんなに雲が多くてもその背後には必ず青空が存在するように、私たち自己の本質(全体性)は現れのすぐそばに静かにただある。 死んでしまいたいほど悩み苦しんでいた…

思考は常に現れに反応する

外を歩いていると、以前料理教室だったお店が、植物に囲まれたカフェになっていた。 オープンの準備をしているオーナーを見ながら、「料理教室のオーナーは以前病気で休まれていたことがあったので、身体の調子が悪くなってお店をやめたのだろうか?」に続い…

二極を超えて

全体性が二極を表現しているのだが、私たち個人は、「自分が二極の間で葛藤している」と錯覚して悩み苦しむ。 そしてAかBかどちらが正しくてどちらが間違っているのかと思考する。 どちらも正しくはなく、どちらも間違ってはいない。 真実は二極を超えたと…

全て「神(全体性)の思召すまま」

最近世界的に予想に反する大きな出来事が起こっている。 つい先日のアメリカ大統領選挙で予想に反してT氏が大統領に選ばれた事、そして6月に行われたイギリスのEU離脱国民投票…。 それぞれの国民は結果に反対するデモを行ったり、別の国へ移民すると言っ…

この世の全ての現れの主体は全体性である。

個人のように見えるものがブログを書いているのかもしれないけれど、私は私の全体像を見たことがないし書いているところも見たことがない。 書いている内容を前もって知っているわけではなく、ただ浮かんできた思考を言葉に置き換えているだけである。 ブロ…

この世的世界観とは真逆

非二元や悟りの道を探求する人は、どこかでこの世的な自分とおさらばすると腹をくくる必要があるのかもしれません。 何故ならば、非二元の世界観は、この世的な世界観や価値観とは全てがまるで逆なので、この世の的世界観や価値観で非二元を捉えてしまうと、…

悟りも一つ

前回「エゴは一つ」というタイトルでブログを書いたので、今日は「悟り」について書いてみようと思います。 よく「〜さんは悟っている」などということを言いますが、本当のところ悟っている人などいません。 私という個人がいないのだから、個人が悟るとい…

エゴは一つ

時空の外ではエゴはただ一つしかないが、時空の中ではたくさんのエゴが存在しているように感じられる。(伊東Dr.の言葉) 例えば夫と妻が喧嘩をしている時二つのエゴが対立していいるかのように思われるのだが、本当は一つのエゴが二つに分かれているように…

今とは…?

「空間には何も起こっていない」で本当の今とは現れ(思考)の少し前であり、そこでは何も起こっていないという伊東Dr.の言葉を紹介しましたので、自分なりに「今」について考えてみました。 本当の今は時間空間もないところなので数字で表すことはできない…

私たちの真の故郷

昨日「聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅」という映画を観ました。 現代ヨガの源流T.クリシュナマチャリアの教えを辿るドキュメンタリー映画なのですが、その映画の中で印象的だったのは、 「ヨガは単に身体を動かすことを主とするのではなく、呼吸と身体…

空間には何も起こっていない

和サンガで伊東Dr.から聞いた話その3 ある人が近しい人との対立関係に悩んでいてそれを相談した時、 「あなたは相手という物(心身)にフォーカしているので相手のことをあれこれ思考して様々な感情が起きてくるが、その時空間は何かしていますか? 物にフ…

因果はあるのか?

例えば失恋したのでやけ食いをしているという場合。 失恋したこととやけ食いは原因と結果なのであろうか? やけ食いしているのが今とすると、失恋したというのは過去のことでありもうないことである。 今はやけ食いしていることが起こっているだけである。 …

私とは…?

感覚は私ではない。 目は直接物を見、耳は直接音を聞く。 けれど、私たちは「私の目」「私の耳」と思い、「私が見る」「私が聞く」と言う。 目や耳は誰のものでもなく、それを所有する人はいない。 目や耳はただの機械にすぎない。 目は映画のスクリーンのよ…

私たちの意識は世界に魅了されている。

日曜日の伊東Dr.に聞いたお話その2 ラマナマハリシは、現れの世界を蛇に、実在を縄に喩えて、 「道に落ちている縄を見て即座に蛇だと判断して(錯覚)思い込み信念として固定化する。 見直そうというゆとりがないため、緊張してあたかも蛇が実在であるかの…

言葉では表現できない何か

昨日の伊東Dr.の大阪和サンガ4期第一回は以前にまして面白かった。 あまりにも面白いので、出し惜しみをして少しずつシェアするつもり…(^_-)-☆ 今日はね、非二元や真の私を探求している人の自分の内なる状況について自己検証の指標についてシェアします。 …

どんな記憶でも全て改ざんされている。

昨日伊東Dr.&和サンガメンバー8人でお食事会をしました。 その時記憶に残った伊東Dr.の言葉。 「どんな記憶でも記憶である限り全て改ざんされている。」 そうなんです。 わたしも時々いやしょっちゅう自分の都合のいいように、話が面白いように改ざんして話…

非二元(自己の本質)の探究は難しくはない。

秋晴れの気持ちのいい朝、玄関の扉を開けるとどこからか甘い香りが漂ってくる…。 「あぁ、これは金木犀の香り…」と思いながら門を開けて外へ出ると、お向かいの家の前の金木犀が今を盛りと咲き誇っている。 金木犀の甘い香りに包まれながら坂道を降りていく…

何もないのだろう。

日々様々なことが起こるのでそれなりに反応するのだけれど、思考に引きずられるということが少なくなった。 それでもだわって頑張っていることなんかの場合は、ちょこっと引きずられたりする。 そんな時は、まず引きずられていることに気づいて、じっとその…

「悟りを開く」とは…?

先日娘の友人が生まれて3ヶ月の赤ん坊を連れて遊びに来ました。 畳の上に寝かされたん坊は上機嫌で、傍に座っている両親や私を見ているのですが、その視線の動きが気になったので、観察していました。 私達大人は時計なら時計に直接フォーカスするけれど、赤…