2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ありとあらゆる表現でたった一つのことを表現している。

この世にはありとあらゆることが存在し、全ての人がてんでにバラバラのことを言っているように思えるけれど、 表面的にはそのように見えているけれど、 それらの源を辿って行けば、全て同じところ(場所ではない)へ行きつく。 何もないところへ行きつく。 だ…

すでに気付いていることそのものに気付くことによって自ずと非二元に帰還する。−伊東充隆Dr.の言葉

以前気づいていることに気づくことが大事だと書きましたが、その点について伊東充隆Dr.の説明がとてもわかりやすいので、シェアします。 = 思考は私のものではありません。私が生み出しているのではありません。だから、いちいち自分の中に湧いて来た思考に…

隙間・狭間・空間・空白等々で表現される何もないところを意識せよ!!

真我・全体性・神・大いなる者・純粋意識等々の名で呼ばれる存在は、ただあるだけで姿や形はありません。 「じゃあどうやってそれを感じればいいの?」という思考が湧いてくるはずです。 コツは気づくことだと何度も言っていますが、もう少しわかりやすいヒ…

孤独感は真我への入り口 ラマナ・マハルシの言葉その15

人は誰しも孤独なものである。 孤独を感じた時こそ真我に最も近い(距離はないので比喩です)ところにあって、真我を感じるチャンスである。 孤独だからといって、誰かに会いに行ったりあれこれと予定をうめたりしないほうがいい。 人が感じる孤独感というの…

誰もが永遠の真我に気づいている。 ラマナ・マハルシの言葉その14

昨日のブログに「隙間(空間)である真我に気づく実践が大事」みたいなことを書いたのだが、本当はどんな時も誰もが既に気づいている。 ただ個人の私という意識が強いので、気づいているという意識に乏しい。 だから、気づいていることに気づくということが…

私たちの本質(真我)は沈黙(静寂) ラマナ・マハルシの言葉その13

真我は言葉として現れる少し前の世界である。 思考として現れる少し前の世界と表現しても同じである。 だからそれはどこか遠いところにあるのではなく、対象として向かって行くところにあるのではなく、全ての人の内面(心ではない)にただある。 言葉(思考…

真の吾は唯足るを知っている。

「吾唯足るを知る」とは禅において自己の本質について語った言葉である。 自己の本質(真我)は常に満ち足りていて静かである。 しかし、私たちがが個人の「私」だと勘違いしている思考・想念・感情+身体は、常に足りないと思ってあれこれ行動して止まない…

「心」とは…? ラマナ・マハルシの言葉その12

昼食をうどんにしようということになって、私とパートナーの二人分のうどんを作った。 うどんを食べ終わったパートナーが、 「出汁は何でとったのか?」、、「味付けには何を使ったのか?」という質問をしてきた。 それらの質問に答えると、パートナーは「な…

真我は対象物ではない。−ラマナ・マハルシの言葉その11

真我に気づくことが大事だとはいうものの、それは真我に向かって努力することとは全く違う。 真我は対象として向かうところではなく、現れと現れに対する反応の隙間である。 現れという刺激に対して心がなんらかの反応をする時、何かがそのことに気づく。 何…

幸せのベクトルとは…?ーラマナ・マハルシの言葉 その10

私たちは全員漏れなく幸せになりたいと思っている。 そのために現れの世界を変えようとあれこれと努力をする。 努力するのは構わないのだが、 ベクトルの向きが真逆である。 ベクトルは、現れの世界ではなく現れの少し前の何もない静かな世界に向ける必要が…

穏やかで満ち足りた静寂(幸せ)に気づくには…?ーラマナ・マハルシの言葉その9

思考の仕事は今ここにある世界とは違う世界を創ることである。 そのために私たちはいつも今ここにしかない真我から気持ちが離れてしまう。 今ここにいるのに、 真我と共にいるのに、 真我と思考は同時にあるのに、 今ここにない世界ばかりを見て、 夢の中を…

雪の日にーラマナ・マハルシの言葉その8

今日は今年一番の寒波が訪れて神戸の都市部でも雪が降っています。 目の前の雪景色を見ながら、 「今ここ これしかない 他には何もない」と思っていました。 今日ご紹介するラマナ・マハルシの言葉は ー 真我は今ここにあり、唯一それだけだ。 − 「静寂の瞬間…

自分の仕事が嫌いだと思っている人へーラマナ・マハルシの言葉その7

自分の仕事が嫌で辞めたいと思っている人はけっこう多いとおもうのですが、 そんな人に読んでほしいラマナ・マハルシの言葉を紹介します。 ー 「私が働いている」という感覚が邪魔者である。あなた自身に「誰が働いているのか」と尋ねなさい。 起こるべく定…

瞑想すると余計に思考が気になる人へーハートに響いたラマナ・マハルシの言葉 その6

最近瞑想が習慣的化してきたのですが、 そうなるまでは「瞑想中も思考だらけだ」とか…「また眠ってしまった」とか実に様々なことが気になって、しばらく瞑想から遠ざかっていたことがありました。 そんな時出会ったラマナ・マハルシの言葉を紹介します。 ー …

ハートに響いたラマナ・マハルシの言葉 その4

至福はあなたの本性につけ加えられるものではない。それはただあなたの真実で自然の状態として、永遠で不滅の状態として現れる。 あなたの本当は無限の純粋な存在であり、絶対の真我であると知りなさい。 あなたの嘆きを乗り越える唯一の道は、真我を知り、…

分離がないとは…?ハートに響いたラマナ・マハルシの言葉 その5

最近TVのドラマで思わず殺人を犯してしまうシーンを見た瞬間、殺人犯が殺人に至る感情の動きが手に取るようにわかり、「これは私だ」と気づいたことがありました。 もちろん、私は殺人を犯した記憶はないのですが、殺人でなくても刺激に対する瞬間の反応は…

ハートに響いたラマナ・マハルシの言葉その3

自己の本性を悟ることが解脱である。 「静寂の瞬間 ラマナ・マハルシとともに」より

ハートに響いたラマナ・マハルシの言葉 その2

幸福は、真我の本性そのものである。 私たちは無知ゆえに、対象物から幸福を得るものと思っている。 眠りの状態、サマーディ(三昧)、失神状態、あるいは願った対象物が得られたとき、嫌いな対象物が消え去ったときには、心は内面に向かい、清らかな真我―幸…

ハートに響いたラマナ・マハルシの言葉 その1 

すべての生きものは苦しみがなく、いつでも幸福であることを願っている。 私たちひとりひとりについて考えてみても、そこに自己の至上の愛があることが認められる。 その愛の源はただ一つの幸福である。 人間の本性である幸福、意識のない深い眠りの中で体験…

腰痛のおかげで大きな気づきがありました。

昨年12月25日大阪和サンガ4期継続コースが行われたのですが、前夜のクリスマスイヴに突然歩くのもきついといった腰痛に襲われたので、やむなく25日の和サンガを休むことにしました。 ところがそのおかげで大きな気づきがあり、大阪和サンガのメーリングリス…

本質(真の私・全体性)には無限のパワーがある。

よく「〜に元気をもらった」ということを言ったり聞いたりする。 それを言う時、私たちは圧倒的に人や言葉・音楽等々の現れから元気をもらったという認識がある。 けれど、現れは起こっては消えていく幻だから、パワーはない。 元気をくれるようなパワーは、…