すでに気付いていることそのものに気付くことによって自ずと非二元に帰還する。−伊東充隆Dr.の言葉

以前気づいていることに気づくことが大事だと書きましたが、その点について伊東充隆Dr.の説明がとてもわかりやすいので、シェアします。



= 思考は私のものではありません。私が生み出しているのではありません。

だから、いちいち自分の中に湧いて来た思考に罪悪感を感じたり、後ろめたく感じる必要はありません。
崇高な思考も、もちろん私のものではありません。

私が変わることなく、あり続けているのではなく、
気付きこそがあり続けているものです。

非二元の真我である気付きが、二元対立の世界に現れる際に、二元対立のプラス側は私感覚として感じられ、マイナス側はあらゆる対象として感じられるのです。

この二元対立に現れた私感覚を私とみなして、探求しても、いつまでたっても分離はあり続けてしまいます。

だからこそ、真我への帰還のコツは、プラス側の私感覚でもなく、マイナス側の対象でもない、すでに気付いていることそのものに気付くことによって自ずと非二元に帰還します。

言葉にするとややこしいですが、実際はあまりにも単純明快です。

だって、今まで一度も、この気付いているという状態から離れたことなどないのですから!

気付きは、空間と一緒です。

私が思考したり、行為していて、空間はそれを見守っていると感じているでしょうが、全く逆です!

空間が全ての思考をし、行為をしており、私はその全てを見守っているのですよ!

この逆説は、大笑いに値します。

(⌒▽⌒)

伊東 =