2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

不確さに安らぐ

子供の頃から、時々自分や周りの世界を不確かに感じていた。 自分や周りの世界はあるように見えているんだけど、触ったら確かにあるんだけれど、何かどこかぼんやりしていてあるんだかないんだかよくわからない感じがしていた。 他人を観察していると、そん…

断片的な「今」を繋いで物語を作る私たち

この世で起こっている全ての現象の根っこはない。 何もないところから何かあるものが生じている。 あっと言う間に生じて、あっと言う間に消えていく。 当然「目の前の現象はなくなることはないから、それはおかしい」という疑問はあるだろう。 けれど目の前…

これでいいのだ!!

今しかない。 これしかない。 他にはない。 だからどんなことが起ころうが、全て完璧である。 何が起ころうが、全てよし。 転んで骨折しようが、宝くじで2億円当たろうが、全てOKである。 日々是好日。 吾唯足るを知る。 何が起ころうが「これでいいのだ」…

思い切ってベクトルの方向を変えてみよう。

本当は目の前の世界(今こここの瞬間)しかない。 それしかないのに、私たち人間は、身体の中に何かいる感覚があるのでその何かを私と名付けて、それこそが主体だと思い込む。 同時に、主体と主体でないものを区別するために私以外のものにも名前をつける。 …

思い込みによって世界を想像(創造)している。

平日の午後5時頃になるといつも近くの中学から下校する中学生の賑やかな声が聞こえてくる。 しかし、その声を聴いている私と思しき主体は、その時たいていパソコンの前に座っているか読書をしているかで、中学生の下校風景なんか見ていない。 見ていないのに…