空間には何も起こっていない
和サンガで伊東Dr.から聞いた話その3
ある人が近しい人との対立関係に悩んでいてそれを相談した時、
「あなたは相手という物(心身)にフォーカしているので相手のことをあれこれ思考して様々な感情が起きてくるが、その時空間は何かしていますか?
物にフォーカスすると喜怒哀楽の感情が起こってくるが、空間にフォーカスすると空間には何も起こっていないことがわかる。
全体性(空間)から吹く風によって自分(雲)が動かされているにすぎず、自分が何かをしているわけではない。
空間側から作用が起こり自分はそれに反作用している。
全てが反作用で起こっている。
現れの世界は後の祭りであるので、現れた後(現れの世界)で問題を解決しようとしても物事は余計複雑になっていくばかり。
本当の今は、現れの少し手前(量子の海・ゼロポイントフィールド)にある。
そこにフォーカスすることによってしか問題は解決しない。
本当にどうしようもないという問題ほど、そこに全てを明け渡すことによって不思議と上手くいくことがある。」
現れの少し前、例えば思考が起きる少し前というのを想像してみてください。
私は思考の起きる少し前というのを初めて想像した時、何故か可笑しくてしかたなかったです。
それこそ本当の今であり、真の私であり、全体性であり、ただあるだけ。
そして何もない。