場のエネルギー

 昨日ガン患者の会・ASUKA(http://mixi.jp/view_community.pl?id=3036952)主催の『伊東充隆Dr.によるグループ・ヒーリング勉強会』に参加してきました。

 地下鉄二条城駅の階段を上ると、雪・雪・雪…。

 電車の遅れのせいで、伊東ドクターの到着も少し遅れたのですが、さすが伊東ドクターですね。

 六角形の雪の結晶は、調和をもたらす形であり、大きな地震の前に雪が降ることによって地震が沈静化されることもあるという、その日の天候に合ったお話しから始まりました。

 主にグループヒーリングに焦点を合わせた内容なのですが、最も印象に残った「場のエネルギー」ということについて紹介したいと思います。

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多くの人は、この肉体が私であり、この肉体に宿っている心が私、思考・気分・感情・etcを私と思ってる。

青空と雲の関係で言えば、空に浮かぶ雲が私だと思っている。

周りを見れば、たくさんの雲が飛んでいる。

私と思っている雲がパワーを強めていって、入道雲のような自我を育てることが成功だと考えている。

ヒーリングの世界でも、個としての私の力を強めることをしている人が多い。

私という雲の力を通して、雲を癒している。

本当は誰が癒すのか?

それは雲ではなく青空。

ヒーリングする相手(人でなくてもかまわない)を招き入れて心地よく(ただ傍にいて平安)癒すと、全体性(青空)と繋がる。

コツは、自分の中の雲(思考・感情等)を減らして、青空(無)を増やすこと。

少なくともヒーリングをやっている間だけは、雲を減らして青空感覚でいる。

人数が多ければ多いほど共鳴して青空を広めていってくれる。

共鳴した場のエネルギーによって、招き入れた人の青空に働きかけるので、招き入れられた人は青空感覚を感じなくてもよい。

癒す側も癒される側もなく、癒そうとしている人も青空感覚が増えて癒される。


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 場のエネルギーということについて、少し思い当たることがありましたので、「この部屋に入るまでは、瞑想してもずっと雲だらけだったんですが、何故か今は、ほとんど思考(雲)は湧いてこず、瞑想もすごく心地よいのです。これが場のエネルギーということですか?」と質問したところ、「そうです」というお答えでした。

 本当にASUKAの会のエネルギーが高いので、そのエネルギーが、私の(厳密に言うと私なんかないんだけれど、便宜上そう言いますね)青空が広がっていくのを助けてくれているのを実感する日々です。

 帰りの電車の中でも瞑想を試みましたが、あのうるさい電車の中でもばっちり瞑想状態に入れたくらい、グループヒーリングの場のエネルギーは持続していました。

 ところで、このプロジェクトチームは癌患者か癌患者の家族で構成されているのですが、昨日から練習も兼ねて、チーム全体で「自殺者のエネルギー・自殺してしまう場のエネルギー」をヒーリングしようということになりました。

 人数が多ければ多いほど共鳴して青空を広めてくれ、青空が自殺者のエネルギーに働きかけ、その人達の青空を増やしてくれますので、これを読んで私もやってみたいという人がいましたら、毎晩9時から10分くらい(できる時だけでいいです)ヒーリングに参加してみませんか。

 やり方は、相手を癒そうとかは決して思わないで、ただ心を平安にして思考せずに、目をつぶり自殺願望の人達が元気になっている(例えば笑っている)イメージを思い浮かべてみてください。

 立っても座ってもしんどかったら、寝ころんでいてもいいです。 
 手が場のエネルギーの受信機になるということなので、両手を広げていると、感受性の強い人などびんびん感じるかもしれません。 
 真剣に取り組む必要はありません。
 遊び心でやってみてください。 
 たくさんの人が共鳴してくれて、自殺願望の人が少しでも思いとどまってくれるといいですね。