瞑想合宿の復習その3 意識のまなざし


 しばらくご無沙汰していました。
 今日は瞑想合宿復習の続きを書いてみようと思います。
しかしけっこう難解なので、わかるように表現できるかどうか自信はありませんが、やるだけやってみることにします。

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例えばここにAとBという二人が向かい合わせに立っているとする。

2次元平面のフラットランドではお互いに線にしか見えない。

平面を認識するためには1次元以上上にいる必要がある。

従って認識されるものは1次元下の世界にある。

3次元が認識できるということは、私達は4次元以上の世界にいる。

ということは…

私は肉体に宿ったことなどない=私は3次元にいたためしはない。

では、4次元とはどこにあるのか?

一人一人のまなざしの奥にある。―意識のまなざし

またAとBから相手を見ると、距離は見えず視点は点に見える。

距離が認識できるということは、AはA‘という客観意識でも見ているということである。

主観だけになると、見たものがすべて点(・)になり、見たもの=我となる。

face to face と思っているのは客観的な自分=思考(思い込み)、つまり嘘。

実際は only face(我=目の前にいる顔しか見えない)=今、ここ

face to 風景 → only 風景

禅では「小顔ではなく、大顔(本当の顔=only face)を見よ」と言う。

face to faceは偽の顔。

点が円を内在する。

「観自在菩薩」=自由自在の自分を取り戻した。

三つの目がある。

① 肉眼の目
② 心の目(思考・感情・気分etc)― 判断ジャッジする目
③ 意識の目(観自在菩薩)― 本来の自分

三つの目は全く違うのに、すべていっしょくたに同化させているところが罠である。

三つの目の違いを実感していくことが大事。

肉眼の目と心の目は裏表。

意識の目は完全に自在なもの。

肉眼の目は見たいものにピントが合うようにできている。(心の目も同じ)

意識の目も同じようになっている。(閉じ込められている)

意識の目で中心から外に向かって放射線上に見る練習をする。

意識のまなざしの原点は(基点)はハートにある。=心眼(心の目ではない)


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常にハートを意識するようにしていると、ある時ハート意識が51%になって360°ひっくり返り元にはもどらず、私がなくなるそうです。

ハートを意識すると心地よくなり、瞑想している感じがありますのでお勧めです。

頭に意識がきていると気づいたら、またハートに戻せばいいので、ぜひやってみてください。