慢性のストレスを急性のストレスに変える

 
 我が家の引っ越しについては、前回のブログで報告しましたが、10月21日に無事引っ越しを完了しました。 
 引っ越してから変わったことはたくさんありますが、職場から遠くなったので毎日の通勤に変化がありました。 
 以前は20分ほど歩いて通勤していたのですが、引っ越してからはバスと電車に乗り継いで1時間かかって通勤するようになりました。

 早起きが苦手な私にとっては、早起きをしなければならないのは辛いのですが、電車に乗っている25分間はほとんど座れるので、その間瞑想するようにしています。

 おかげで毎朝すっきり心地よい状態で仕事ができ、仮に嫌なことがあっても帰宅前にすっきりと忘れてしまえるので通勤に時間はかかるようになったけれど、毎日電車内瞑想を楽しんでいます。

 ではまず最初に神戸と広島の伊東Dr関連の行事のご案内です。

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11月21日(日)・12月19日(日)   「健康と病気を越えて」神戸講座

時間 14:00〜16:30  午後のみです。

会場:サラ・シャンティ(阪急六甲駅下車1分)

会費:4000円(当日参加費は4500円)

申し込みは 安東 廣子 090-9276-7571 hana730happy@yahoo.


11/27(土)16:00〜18:00  広島青空禅フォーラム

会場 西区民文化センター 3F和室(広島市西区横川町6-1)

参加費:4,000円

11/28(日)10:00〜16:00   伊東Dr.と自然の中で青空禅 1DAYツアーin宮島

 秋の宮島の自然の中で寛ぎながら心身の支点磨き〜千畳閣で瞑想したり、お天気が良ければ、ロープウェイで弥山まで森林ウォーキングとお話し会〜

集合場所:10時に宮島桟橋改札口付近

参加費:10,000円   持ち物:弁当、飲み物

申し込みは  鈴光美恵子 携帯:080-4266-0648

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 つづきまして、10月17日に行われた「健康と病気を越えて」の神戸講座の報告です。

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この講座のタイトルでもある「健康と病気を越えて」しまったらどうなるか?

生と死を越えてしまう。

生と死を越えてしまったら宗教的になってしまうが、そうではなく日常の当たり前のこととして体験する。

病気を治していく(健康である)こつを一言で言うと、「 ゆとり感」をもっているということ。

自分の中にスペースがあるということ。

健康な身体は、自律神経が交感神経(興奮)と副交感神経(リラックス)がバランスを保っている。

しかし、往々にして病気やその他のことに囚われて意識がせばまってぎゅっとなってしまうと、自律神経は慢性的に緊張状態になり交感神経優位に偏ってしまう。

緊張状態が悪いわけではないが、緊張状態がONになったまま(ゆとり感がない)慢性化してしまう。

現代は社会全体が交換神経優位状態にある。

心地よく健康状態であろうとするなら、こつは、意図的にスペースを空けてゆとりをもって生きていくこと。

人間の心身はストレスに対してある特徴がある。

それは、急性のストレスなら耐えられ、慢性的なストレスには心身が脆くなっていくという特徴である。

急性のストレスなら来ては去っていくことを繰り返すだけなので、かまわない。

慢性のストレスを急性に変えられるなら、来ては去っていく。

あらゆるストレスは避けることができないので、ストレスを避けるすべを学ぶのではなく、ストレスを慢性化させず(囚われず)急性にしてしまうすべを学ぶ。

例えば、嫌な上司がいたら嫌な上司だと思って、それをその瞬間的な体験として流していく。

最初は努力がいるが、そのうち習慣化する。

ストレスを瞬間的に滝のように流していく。

これは「日々是好日」というシンプルな禅の教えと同じ。

これを実践していくためには、自分なりのこつをつかむことが勝負どころ。

自転車に乗れるようになるにはこつをつかむことが肝心だが、言葉では説明できないこつをつかむという点では全く同じである。


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 瞬間的にストレスを流していくというのは、雲減らしの実践のことをおっしゃっているのだと思いますが、本当にこの雲を減らしてスペースを広げるという実践は、ただただ毎日馬鹿のように実践していくうちにいつしかこつをつかんでいるという感じです。

 私としては、雲減らしと瞑想そして意識をハートに置くことをセットにして毎日実践することをオススメします。

 上手くいくようになると、幸せな気持ちをいつでも味わうことができるようになりますよ。

また、ゆとり(スペース)が健康のこつということですが、我が家も引っ越したおかげで職場には遠くなりましたが、広さが以前の倍以上になりスペースが広くなったのと2階の南の窓から大阪湾が一望に見渡せる空間に住んでいるので、家にいるだけで癒されるようになりました。

物だらけの家に住んでいると、家も人も病んでくるような気がします。

家もスペース(ゆとり)があれば暮らしやすいですね。

 実はこの後にさらに面白い目から鱗の量子物理学のお話があるのですが、疲れたので今日はこれくらいにして続きはまた近いうちにアップしますので楽しみにしていてくださいね。