夜空に輝く星のごとく

先日久しぶりに夜空を見上げたら、たくさんの星たちが輝いていた。


しばらくじっと見上げていて、あることに気づいた。


あの星たちが輝いて見えるのは暗い空があるからだ。


夜空がなければ星は見えない(存在しない)。


星がなければ夜空の存在に気づかない(存在しない)。


夜空と星はセットになっている。


セットで一つ(一体)。


私たち(物体)も夜空に輝く星たちと同じく、空間がなければ見えない(存在しない)。


物体がなければ空間には気づかない(存在しない)。


私たち物体と空間はセットで一つ(一体)。


分離しているように見えているかもしれないけれど、何一つそれだけで存在することはできない。


今目の前に存在しているものの全て(今ここ)が私そのものとも言える。


そうだけれど、その私はすぐに次から次へと変化する(諸行無常)。


今ここは跡形も残さず次から次へと変化する。


だから持続した私など存在しえない。


けれど、その変化を永遠に受けとめ続けている(気づき続けている)静かな何かがある。


ただあるだけで何もわからないので、ないと言ってもいいかもしれない。


星にとっての夜空のようで、物体にとっては空間のようで、雲にとっては青空のような何もないけれど、他の全てを有らしめ受け止めてくれる静かなそれを何と言っていいかわからない。


真の私・真我・神・大いなる者・愛…?


わからないとしか言えないけれど、何故か大安心!!