気づきにとどまり気づきの意識を感じよう!!

自分が今何を考えてどのような言動をしようとしているかに気づくことはすごくすごく大事なことです。



以前にも述べましたが、3次元の自分の思考・言動に気づいている存在は4次元以上の存在だから、3次元の自分とは違う存在なのです。



形も何もなくただ気づいている存在こそ、真の私だと言っていいでしょう。



だから、非二元を探求している人には気づいていることはとても大事なことなのです。



例えば誰かを非難してそのことに気づき他人を非難した自分を責めたとします。



実はこの時同時に二つのことが起こっています。



誰かを非難したと気づいていることとそのことで自分を責めるという思考が同時に起こっているのです。



自分が他人を非難したということに気づいた時、気づきにとどまり気づいた存在に意識を向けるとより非二元を感じ真の私を感じることができると思います。



けれど、自分を責めるという思考についていくと使わなくてもいいエネルギーを使い嫌な思いを感じることになります。



しかし嫌な思いはまた気づきの意識と同時に起きているので、自分を責めるという思考についていっても、またそのことに気づいて気づきにとどまり気づいている意識を静かに感じることもできるからそれはそれでOKなのです。



どんなに嫌な思考でも思考は単に思考でしかなくただ起こっているだけだから何が起きても全て完璧でOKなのです。



けれど、できるだけ省エネで短時間で非二元(真の私)を感じたいなら、何かの思考に気づいた時、その時起きる思考についていかずに気づきにとどまり気づきの意識(静寂)を感じるという実践を続けるのがベストだと思います。



そういう実践を続けていくと、ある時「いつでも気づいているんだ」と気づくことになります。



「気づきに気づく」ことで非二元の世界はよりリアルに感じられ、それと反比例して二元の現象世界のリアリティはより薄くなっていくのです。



私たちがいつでも非二元と共にあること、二元(現象界)と非二元(何もない世界)は同時に存在していることを、まず思考に気づき次に気づきにとどまることでぜひ感じてください。



「色即是空 空即是色」