とにかくリラックス

何かにフォーカスして思考に付いて行こうとする時、身体が硬くなり「私」という思い込みが始まる。



だから白隠禅師が真の私を水に喩えて個人の私(本当はいない)を氷に喩えたのは納得できる。



ゆるやかで全てにオープンであった真の私を閉ざして、自在であったエネルギーを閉じ込めて固めてしまったのが自我と呼んでいるものだと考えられる。



非二元メッセンジャーの大和田菜穂さんは、このことを「凝縮(固まって縮こまること)したエネルギー」と言っている。



真の私が自由自在で始まりも終わりもないので、分離がないエネルギーであるのに対し(実のところエネルギーですらない。)、



自我は壁で他のものと区別するために堅く縮こまって分離しているエネルギーである。



自分が何かにフォーカスしたりこだわったりしている時の心身をよく観察してみると、心身が硬くなり前のめりになって視野が狭くなっていることに気づくはず。



そういう時、どうしたらいいのか?



そのことに気づいたら、まず深呼吸して心を落ち着けリラックスするようにする。



心身が硬くなっているということは緊張しているということだから、緊張をほぐすためにはリラックスするのが一番。



リラックスすると心身の緊張が解けて柔らかくなる。



氷が解けて水になる。




一にリラックス



二にリラックス



三・四がなくて



五にリラックス



とにかくリラックス



何がなくてもリラックス



リラックスが命



「コツはリラックスです」と伊東Dr.はよくおっしゃっていた。