チット(完全能力感・万能感)的体験

以前伊東Dr.のお話を紹介していた時、人間全員に存在する純粋意識の三つの属性サット(絶対的存在感)・チット(完全能力感・万能感)・アーナンダ(絶対的至福感)についての話をご紹介したことがあったのですが、最近チット的体験をしたのでシェアしたいと思います。 



伊東先生のお話「サット・チット・アーナンダ」  http://d.hatena.ne.jp/ikegame21/20100523/1274617410



10日ほど前91歳の母が心筋梗塞で倒れて入院したので何度か病院へ通うということがありました。



病院へ行っても何をするでもなく、母の世話のほとんどは看護師さんや介護士さんがされるのでその様子を見ているだけということが多いのですが、ある時母のために何もできない自分を責める気持ちというか何もできないことに対してほんの少しだけ罪悪感が起こりました。



罪悪感が起こるやいなやそのことに対する気付きが起こり、罪悪感が起こっていると気付くとほぼ同時に「おしめを替えたり身体を拭いたりする等の母の世話は全て私(全体性)がやっているんだ」という気付きがありました。



個人の私は何もしていないかもしれないけれど、真の私(全体性)は個人の私に関わる必要なことを全てやっているのです。



何もしていないけれど全てをやっている万能感・完全能力感とはこのことかと腑に落ちて、心配することは何もなくただただ安心だけがあるということにも気付きました。



個人の私が何もできなくても、どんな時でも必要なことは全て全体性(真の私)がやってくれますので大安心なのです。