毎瞬毎瞬の静寂にリラックスして何もしない。

「ある」(真我・全体性等々)を発見するために何をすればいいのか?



私たちが現れに依存しているというのは、私たちが何かを見つけるためには何かをしなければならないという思い込みにとらわれている点に象徴的に現れています。



答えは実は「何もしなくていい」のです。



毎瞬毎瞬の静寂を感じる以外何もしないこと。



毎瞬毎瞬の静寂にリラックスして何もしないこと。



何かをすることやあらゆる現れに慣れている私たちには「毎瞬の静寂にリラックスして何もしない」ことは、簡単なようだが意外と難しいことなのかもしれません。



しかし真実は瞬間(すき間)にしかありません。



リラックスした瞬間すき間ができてそこから真実が現れてくるのです。



瞬間(すき間)には実に偉大なるパワーがあるので、ほんの一瞬真実を垣間見ただけで、世界が大きく広がって不安がなくなり実に穏やかな気持ちになります。



私たちの内にも外にもありとあらゆる現れが満ち溢れています。



それらのたった一つにフォーカスするだけで、かなりのエネルギーが奪われるのです。



それら現れの中で一瞬静止して静寂に安らぐことで、すき間から多大なエネルギー補給が行われるはずです。



もしも何かをしたいなら、「次から次へと絶え間なくやってくる現れの中で一瞬静止し静寂に安らぐ」というトレーニングをやってみたらいいのではないかと思います。



一瞬静止するコツは、ハートを意識するか深呼吸するかやりやすいほうでやってみたらいいと思います。



もちろん両方やってもいいと思います。



このトレーニングをしたからといって、現れがなくなるなどということはありませんが、何度も何度もやっているうちに内側の現れである思考・感情・想念は、以前に比べてずいぶんと少なくなり全体的に静かになっていることに気付くことができるでしょう。



さらに、現れが消えて静寂になるのではなく、現れと共(同時)に静寂が存在していることにも気付くでしょう。



さらにさらに、そのトレーニングは最初の頃は意識的に行う必要がありますが、次第に癖になっていくと何かが勝手にやってくれるようになります。



そうすると現れよりも静寂にリアリティを感じるようになるのです。



これは一押しのトレーニングだと何かが言っています。(^_-)-☆