癌が加速度的に増えている理由は何か?

 今日は、1月16日(土)京都で行われた「癌患者会ASUKAのグル ープヒーリング講習」での伊東ドクターのお話を紹介します。

まず最初に伊東ドクターから「癌が加速度的に増えている本当の理由は何だと思いますか?」という問いかけがありました。

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癌が加速度的に増えている理由…それは、

癌に関する情報の過多が大きな要因となっている。

癌が死に至る恐い病であるということが、いろんなメディアで報道されポピュラー化し、私達は無意識レベルで(知らず知らずのうちに)癌にエネルギーをそそぎこみ癌にフォーカスしてしまった。

癌の情報+エネルギー→癌の具現化

新型インフルエンザの流行も同じ理由。



(なるほどそう言えば、先日職場で、私が癌手術を受けたことを知ってか知らいでか、「日本人の3人に一人が癌で死ぬということだから、私達はみんな年とったら癌になると思っておいたほうがいいね。」と大きな声で話している同僚がいた。ーこれなんか癌の情報に見事にフォーカスしている例と言えるだろう。)



それでは、どういう対策をとればいいのか、

情報は善でも悪でもないので、情報にエネルギーをそそぎこんでコントロールされないように、情報の扱いに注意する必要がある。

癌という病気を個人的に取り扱わないという習慣を身につける。

我々癌患者は、癌という病気を体験してみようという意識を持った存在、つまり、人類という全体の中では、勇気を持って癌という体験に手を挙げた存在である。

癌を体験したのだから変化していくことを受け入れる。

悪い方への変化も良い方への変化もどちらも受け入れる。

変化を受け入れるとは、心を開くこと。

変化を受け入れて心を開くと、人類全体がめんどうをみる。=全体性(生命)が調和を取り戻していく。=慈愛

癌に限らずどんな病気でも病気を個人的に受け取らない態度を身につける。

これは、心理的な痛みでも同じこと。

人類全体の痛み・悲しみを私が体験しているのだと考えて、心を開いていく、そうして閉ざされた個を手放していく。

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 とまあこんなふうに伊東ドクターの目から鱗のお話は続いていくのです が、今日はこれくらいにして続きは明日のお楽しみにとっておきます。

 心を開くことは新しい世界への一歩です。

 いくつになっても遅いということはありません。

 心を開いて世界を慈しみましょう。